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2.名刺の紙

名刺の紙は厚い方が良い? なんとなくそんな風に思っていましたが、名刺ショップをやっていると案外薄い紙を注文される方が多いのに驚きました。結局紙の良し悪しなどというものはなく、いかに自分のイメージを表現できるかが名刺用紙選定の基準といえるでしょう。とはいえ、印刷に適した紙、シンプルなデザインにマッチする紙、派手でインパクトのある紙など、環境にやさしい紙など種類は様々ですから、知っていればひと味違った名刺を考えることができると思います。

1.印刷用紙

 名刺印刷店に依頼する場合は作ろうと思えば、ほぽ無制限に紙を選ぶことができます。しかし名刺印刷は通常小ロットですから、その店で取り扱いのない紙を注文すると非常に高価なものとなってしまいます。紙の値段の高低と比べ、小ロットで仕入れるコストの方がはるかに大きいのです。紙にこだわりつつ値段もほどほどにということであれば、ご希望の紙を常備紙としてラインナップしている印刷店を探すのが良いでしょう。

一般的な名刺紙といえば、クリームがかった「エース」、青みがかった「ケント」でしょう。最近はデザインが映える「マット」を使う方も増えています。マットは光沢を抑え、印刷面がきれいにしあがるコーティンングをほどこした紙の総称で、TOマット、シルバーダイヤ、エースマットなどなど様々な種類があります。エースやケントにもいくつか種類があるので注意してください。

 名刺印刷店の中には名刺専用の印刷機を使って印刷しているところも多いようです。この場合、名刺サイズの用紙を仕入れていますので手軽ではありますが、名刺サイズで発売されている紙しか用意できません。いいプリントネットの場合はデザイナーが紙商に出向き1000を超える紙の中から印刷適性や色味、厚さ、手触りなどを吟味して特選紙ラインナップを決定し、以後、大きなサイズの紙をまとめて仕入れ、断裁することで価格も抑えるよう配慮しました。ネットショップという特性上、種類が少ないのが残念ですが、池袋店では特殊なご注文にも対応しています。→いいプリントネットの名刺用紙

2.プリンタ用紙

プリンタ用の名刺用紙も増えてきました。厚手の紙はプリンタにつまりやすいので、インクジェットプリンタであればインクジェット用、レーザーであればレーザー用を使うようにしましょう。厚さの他にも紙には表面に紙粉がついておりこれも故障の原因となりがちです。決められた用法を守るようにしてください。

紙質で選ぶのはもちろんですが、その他に注意すべきポイントは切り離し方と、名刺間の余白です。
A4サイズに10面の名刺がついた用紙が一般的ですが、ミシン目が入っていて切り離すタイプは切り離した後にミシンの跡が残り貧弱な印象を否めません。既に滑らかな切れ目が入った紙をシール状に台紙に貼り合わせたタイプをおすすめします。
名刺間の余白は線や塗りが名刺の端にかかる場合に必要です。名刺同士が隣あっているタイプでは端まで線や塗りを入れるのが困難です(途中で切れるか隣の名刺にもかかってしまいます)。

 

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